ROAD to INDIA
11月11日
旅に出てから239日目 陸路 8ヶ国目 前の日は20時位から寝始めたので タイで買ったロレックスは ラサに着く寸前にネジが取れてしまったので それ以来、時計はしていない。 唯一時刻を知る手がかりに 同じくバンコクMBKで購入した CANONのデジカメに電源を入れる。 5時半。 。。。ちょっと考え、 インド大使館へ行くのに最適であることに気がつき 早速出かける事にした。 それで 「なんでまたこんな時間に起きだして インド大使館なんかに出掛けるのかって?」 という疑問が当然湧いてくるだろう。 インド大使館は最近この時期 たまりに溜まってしまっていて ビザが一日に30人分位発行されるのに対して 90人、100人も申請に集まってしまって いるんだから連日繰越しでいつまで経っても 消化されていないのである。 更年期を迎えた感じの日本人の女性であった。 朝っぱらからアフリカ系の人と 楽しそうに話していた。 中にはずるい奴がいて 朝、名前を書くだけ書いて そんな奴は、門が開く9時半前に戻ってきて 名簿順に並んでいるのを見て割り込もうとするも ぴりぴりしたムードの中 大勢の人の注目を集めながら、 結局、一番最後に回されてしまうのだ。 ずるはできない!のである。
ゲートが開く9時半まで待ってないといけないのだから ゲートが開いてからもカウンターでも もちろんなが~いこと待つ。 インドビザ取得までの道のりは。。。遠い
我が輩は44番手 。。。ギリギリの申請である。 12時過ぎまで待ってみたものの 残念ながら、 この日のビザ申請は失敗に終わってしまっていた。 このような過酷なインドビザ取得状況など 思いもしていなかった人も当然いて あさってのデリー行きのチケットを持っていた アフリカ人女性は ノンビリと大使館の開く9時半過ぎにやってきて ビザを取れない事を知り 愕然となって、申請カウンターの前の椅子にもたれ 灰のように落ち込んでいた。 こういう人たちは、 何度か「自力」インドビザ申請を試みた後 諦めて4000Rs(1Rs=1.7円)もの大金を握り締め 旅行代理店に駆け込むのである。 10日後にもう一度早起きして |